【徹底解説】ロンドン芸術大学(UAL)受験までのスケジュール

【徹底解説】ロンドン芸術大学(UAL)受験までのスケジュール

UAL受験を決意した時の私の状態

私の経歴や留学するまでの経緯に関してはこちらの記事をご参照ください。

 

 

2019年3月にいざ、「留学をしよう!」と決意したときの私は、ただの大学生で美術経験はゼロでした。

 

今回は、そんな美術経験ゼロの人間の、UALインタビュー本番までのスケジュールについて書いていきたいと思います。

まず何をしたか

  

私は、始めにUAL留学を取り扱っているエージェントに片っ端から連絡をとりカウンセリングを申し込みました。

一口にUALへの留学といっても多くの行き方があります。

ロンドン芸術大学のファウンデーションコースについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

 

 

 

私の希望は、行くからには最低でも1年は行きたい。そして、最終的に形になるものを残して卒業したいというものでした。

そして最終的に、ロンドンカレッジオブファッション(LCF)のInternational Preparation for Fashion (Certificate in Higher Education)というコースに申し込むことにしました。

※このコースは留学生のためのファウンデーションコースで1年間のコースです。通常はその後、希望するBA(学部課程)に進学することになります。

具体的スケジュール

 

私がUALへの留学を決意したのは2019年3月でしたので、それ以降のスケジュールをできるだけ詳細に記載していこうと思います。

 

3月

 

上旬〜中旬

とにかくUALの留学を取り扱っているエージェントにカウンセリングの予約を申し込み、話を聞きました。

この際、注意したことは相手の意見を聞きつつも、自分の意見も発信することです。

自分が何も言わずに聞いていると、相手も商売ですのでその会社さんが得意なスタイルの留学の営業をかけてきます。

ですので、最低限自分が譲れない条件は持っておいた方がいいと思います。(私の場合、最低でも1年以上、最終的に形になるものが残せる

 

※とあるエージェントさんに伺った際、大学の成績を求められ提示したところ私の希望コースは難しいという理由で、UAL付属の語学学校や他の大学をオススメされました。

確かに実際に成績証明書の提出は必須ですが、成績が悪かったにも関わらず、私は合格しましたので必ずご自身の目でサイトに記載されている概要をチェックすることをオススメします。

実際に審査の際に必要な書類と、私がどのように準備をしたかについてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

また、莫大なお金がかかることですので、特に予算のことに関しては予めUALの公式サイトから大体の金額を把握されておいた方がいいかと思います。

留学生への学費は年々上がっており、随時チェックされることをオススメします。ちなみに、私のコースは2020/21で、£18,300です。

下旬

お世話になるエージェントを決めました。私は、新宿にオフィスを構えるbeoさんにお世話になることにしました。

理由としては、以下の2点です。

  1. UALの日本出願窓口である
  2. サポート料金が(始めに2万円を支払い、期間内に合格すれば返済されるため)無料であること

1. UALの日本出願窓口である

beoは2020年5月現在、UALの日本出願窓口であるため、多くのメリットがありました。私の考える主なメリットは以下の4点です。

  • UALの面接を日本で受けることができる
  • UALの説明会からワークショップ、ポートフォリオプレビュー会などイベントが多く存在する
  • カウンセラーが実際にUALに留学していた
  • 同じくUALを目指す人も多く利用している

 

特に、面接を日本対面で受けることができることと、イベントに関して大きなメリットだったと感じています。

 

加えて、同じようにUALを受験する方々の作品なども見ることができたので、とても大きな刺激になり、結果としてここでの悔しさが一番大きな挫折にもなりました。

また、入会したての頃に行われたポートフォリオワークショップに参加し、ポートフォリオの概要について把握することができました。

4月

3月に参加した、ポートフォリオワークショップでポートフォリオについては何となく分かったのですが、実際に作るとなると何から始めたらいいのか全くわかりませんでした。

そこで、私は再度カウンセリングを申し込み、担当カウンセラーの方に、創形美術学校という海外大学留学のためのコースを紹介してもらいました。

すぐに、創形の面談を申し込み、その後入学する運びとなりました。

創形美術学校についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

5月

実際に創形に入学したのは5月からで、この時点で私はアートやポートフォリオに関して、何の知識もない状態でした。

毎週日曜日の週一度だけこちらのコースに参加し、毎回ひとつの作品を作っていました。

ただ、これらは作品といってもポートフォリオに入れられるような作品ではなく、あくまでも基礎づくりのための作品制作でした。

6月

6月は創形に通いつつ海外旅行にも行き、少し時間にゆとりのある生活を送っていました。

7月

7月は大学でのテストがあり、テスト勉強に時間を費やしたため、作品制作にはあまり時間を取れませんでした。

8月

8月はとても忙しい月で、大学のサークルで最後のイベントに出席しなければならず、そちらに時間を取られ、創形を2回も休んでしまいました。

また、8月末はUALへのPersonal Statement(志望動機書)の提出期限でもありました。こちらの作成にも追われたため、作品制作自体はあまり進まない月でした。

志望動機書については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

8月の末にbeoにてポートフォリオチェックが行われ、ここで今まで作った作品(ポートフォリオとは呼べない作品群でしたが)をUALを卒業されたスタッフの方に見てもらい色々なアドバイスを貰いました。

そして、もっと自分の専攻に寄せた作品作りが大切だということを学びました。

9月

9月からは大学を休学し、平日はインターンとバイトをして、土日に創形に通うという生活を送り始めました。

ここからは作品も自分の専攻に寄せ、それに関するリサーチや展示会に足を運ぶようになりました。

10月

10月からはいよいよ、ポートフォリオ制作に本腰を入れ始めました。


具体的には、自分のパーソナルな部分や自分が日常から感じとったことなどを作品テーマにして、パーソナルプロジェクトの制作に重点を置きました。

しかし、10月中旬に行われた、ポートフォリオプレビューで人生一番といってもいい挫折を味わいました。

 

 

ポートフォリオプレビューとはUALを受験する人たちが集まり、UALから来日した先生と一緒に自分たちのポートフォリオ を見せ合うという会です。
そこで、私は今まで制作した作品を一応形としてまとめて持っていきました。

ところが、周りの人たちの作品が凄すぎて・・・
本来、作品なので人と比べるものではないかもしれないのですが、美術経験がなかった私でも一目で彼らの凄さがわかりました。


例えば、絵が上手い下手だけの違いであれば、私は経験がなかったので受け入れることができたのですが、そうではありませんでした。もちろん中には、東京芸術大学を卒業して、UALのMA(大学院)を目指している方などもいたので、明らかに技術にも差がありました。しかし、もっと根本的な違いは作品に対する熱量です。


彼らが作品に込めている思いやそれを具現化する能力が明らかに違いました。一つの作品に相当な時間をかけ、しかもそれがいくつもあったのです。

しかも、驚いたことに私以外のほぼ全ての人が英語を話すことができ、UALの先生と対等に議論していたのです。

私は自分の作品を見せる前に一切の自信を失いました。心なしか、私の順番だけ先生からの講評の時間も短かった気がします。

 

 

この日を機に、私は今まで心のどこかで抱いていた甘い考えやプライドを全て捨てました。出来る限りの時間は作品制作やリサーチに時間を充てるよう努力するようになりました。

11月

Photo by Daniel Chekalov on Unsplash

 

11月からはより具体的なポートフォリオの構成も考えました。

 

そして、11月の末にはほぼ作品制作が終わりました。残す作業としては面接官にポートフォリオとして見せるためにファイルにまとめたり、作品ごとのタイトルやテーマを加えるという細かい作業になります。

12月

ただ、一番力を入れていたパーソナルプロジェクトが中々重かったため、この作品だけは直前まで手を加えていました。

そして、12月10日いよいよインタビューに臨み、合格を頂くことができました。

実際のインタビューの様子についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

まとめ

結果として、希望のコースに合格することができ、おおよそ10ヶ月(留学決意から合格まで)の時間を要しました。

 

もちろん、早めにポートフォリオ制作に取り掛かるに越したことはないと思います。

 

ですが、UALの受験で大切なのはコンセプトづくり作品のテーマなどの部分ですので、私より創形に後から入学し、4ヶ月ほどで受かっていた方もいました。

 

何から始めたらいいかわからないという方は、まず自分の専攻分野に合わせて、リサーチをして、表現したいことを考えノートにまとめることから始めることをオススメします!

これはどのデザイナーもやっているようなことですし、初めて作品と向き合うときにとても役に立つと思います。

 

※これらは、あくまで私の個人的な体験によるものですので、実際に留学される際はUALの公式サイトから概要をチェックし、ご自身の目で確かめていただくようお願い致します。

 

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